平常心でイタリアダービーに臨むユヴェントス指揮官
ユヴェントスは13日、セリエA第3節でインテルと対戦する。イゴール・トゥドル監督が前日会見で記者の質問に答えた。
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「今週というより2週間だった。代表ウィーク明けの試合準備はいつも特別だ。感触は良くてポジティブだ。全体練習は2回やって、明日の朝にもまた少しやる。私は良い状態で前向きに感じている。この2週間、カルチョが恋しかった」
イタリアダービーの重要さは?
「カンピオナートの第3節だ。そのあと35試合残っている」
成熟度を試される試合か
「これは試験でもなければ、何かを乗り越える一戦でもない。ただの一試合だ。チームはこの数か月でほとんどミスをしていない。もちろんインテルとの一戦は重要だし、楽しみだが、それ以上の意味はない。ここ数年でイタリア最強のチームとの対戦というのは価値がある」
ユヴェントスはより強くなった?
「私はいつも満足しているし、それは今も同じだ。新たに2人の選手が加入してくれて、助けになっている。オペンダはすぐに貢献してくれている。エドンは長期離脱明けのため、現在はコンディション調整の段階にある。フィジカル、足、心肺を鍛えている。次の2試合には招集されず、ヴェローナ戦から徐々に合流する予定だ。彼は他の選手とは違う特徴を持っている。オペンダは今すでに良い状態で、我々の助けになるはずだ」
2トップでも機能しますか?
「良い質問だ。3人とも優れた選手だ。これまで我々は1トップ+2人のトップ下でやってきた。その形に基づいた準備もしている。ただ、これからは私が今いる選手たちの良さを最大限に生かす方法を見つけなければならない。だから、違う形も模索するつもりだ。今のシステムはうまくいっているから、まずは続けていくが、時間をかけて変化も考える。オペンダはスペースを必要とするタイプで、ダヴィドはセカンドトップとしても機能する。ドゥシャンはその両方に対応できる」
コープマイネルスのモチベーションは?
「私が来てから、10〜15回は聞かれている。そっとしておいてほしい。直近2試合で良いパフォーマンスを見せてくれているし、アタランタ戦では非常にレベルの高いプレーをしていた」
ブラホビッチの状態は?
「数字を見れば一目瞭然だ。彼のキャリアの中で今が一番良い。これ以上良くなりようがない」
オペンダは右でもプレーできるか? カルルは今後も中盤で使うか
「オペンダはスペースが必要なタイプ。右のトップ下としても使えるが、その場合はサイドチェンジが必要になる。ユルディズやコンセイソンは違うタイプの仕事をしている。オペンダはカウンター時には右でも機能するが、基本的は中央が合っている」
「カルルの起用は緊急措置ではなく、計画的なものだ。良いパフォーマンスをしている。何よりも大事なのは“バランス”だ。それぞれの選手を見極めて、適切に使う必要がある」
ブレーメルの状態は?
「良い状態だ。この2試合も出場していて、代表ウィークでしっかり回復した。これからさらに状態は上がってくると思う」
コンセイソンの状態と、トップ下は誰が起用されそうですか?
「コンセイソンは出場の可否が五分五分。明日見て判断する。オペンダは先発の可能性がある」
明日の試合は特別な一戦になりますか?
「全ての試合が特別だ」