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ダンブロージオが現役引退を表明「全てに感謝。カルチョは僕の中に生き続ける」

36歳で引退を決断

元イタリア代表のダニーロ・ダンブロージオが現役引退を表明した。自身のSNSで発表している。

フィオレンティーナの下部組織で育ったダンブロージオは、その後、ポテンツァ、ユーヴェ・スタビアでキャリアを積み、トリノで名をあげ、2014年にインテルに加入。インテルでは2023年までの在籍で公式戦226試合に出場。その後モンツァで2シーズンを過ごし、36歳でスパイクを脱ぐ決断に至った。

真面目な性格と、複数ポジションをこなせるユーティリティ性で信頼を集めたダンブロージオは、キャリアの始まりからの日々を振り返り、自身の決断を伝えた。

ダンブロージオのメッセージ

13歳のとき、夢を追って家を離れた。寮の一人部屋にあったのは、ベッドとクローゼットだけ。隣には双子の兄弟ダリオがいた。僕の不安を感じ取った両親は「無理だと思ったら、一緒に家に帰ろう」と言ってくれた。

「いや、残りたい」。僕の答えははっきりしていた。
あの年齢特有の不安や怖さよりも、夢の方がずっと強かった。
どれだけ泣いたかわからない。どれだけ家族や友だち、祖父母が恋しくて、何度夜にダリオの部屋に逃げ込んだことか。

そして今、長い年月を経て、立ち止まるときが来たと感じている。もちろんつらい。心の底から愛してきたものを手放すのは、いつだって難しい。

カルチョはただの仕事じゃなかった。僕の家であり、学校であり、アイデンティティだった。

今日、僕はただ「プレーするサッカー」と別れを告げるのではない。
かつての自分、少年だった僕に別れを告げ、今の自分、大人になった僕を迎え入れる。
20年かけて、ひとりの子どもの夢を現実にできたという、かけがえのない経験をした男として。

すべてのクラブ、監督、チームメート、ドクター、フィジオ、用具係、シェフ、そして僕を支えてくれたすべてのティフォージに、ありがとう。

僕を自由に送り出してくれ、「成功しなければならない」と感じさせることなく、背中を押してくれた両親に、ありがとう。

僕の喜びをいつも一緒に分かち合ってくれた兄弟たちに、ありがとう。

19年間、常にそばにいて、僕を信じてくれて、言葉にならない想いを理解し、無条件に愛してくれた妻に、ありがとう。

そして、これまでも、これからもずっと僕のインスピレーションであり続けてくれる子どもたちに、ありがとう。

もう毎週日曜日にピッチでボールを蹴ることはないかもしれない。
でもカルチョは、これからもずっと僕の中に生きている。

また会おう。
同じ情熱で。
同じ心で。

ダニーロ

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