憧れのクラブを去ってトリノへ
インテルからトリノへの移籍が決まったクリスティアン・アスラニが、自身のSNSでインテリスタたちに別れのメッセージを記した。
2023年夏にエンポリから加入したアスラニは大きな期待を集めたが、熾烈なポジション争いの中、出場機会をなかなか得られなかった。ハカン・チャルハノール不在の際に定位置を確保した際にはパフォーマンスが冴えず、ティフォージからの批判を受ける場面もあった。
それでもアスラニのインテルに対する愛情は変わっていない。トリノ移籍決定を受けて、幼少期にインテルのユニフォームを着た自身の写真をSNSに投稿し、次のように綴った。
「親愛なるネラッズーリのティフォージのみんな、別れのときがやってきた。信じてほしい、正しい言葉を見つけるのは本当に簡単ではないんだ」
「インテルのユニフォームを着ることは、僕が子どもの頃から抱いていた夢だった。あの頃、憧れのまなざしでこのクラブを応援していた。サン・シーロのピッチに立つたびに、誇りと責任を強く感じていた。このクラブは、これからもずっと僕の一部であり続ける」
「この夢を叶えさせてくれたインテルに心から感謝している。特別なありがとうを言いたいのは、ただのチームではなく本当の家族のような存在だったチームメートたち、そしてこの道のりを支えてくれたすべてのスタッフのみんなだね」
「僕はいつもこのユニフォームを、努力と犠牲、そして敬意をもって全力で背負ってきた。応援してくれたすべての人に、感謝の気持ちを伝えたい。ミラノを離れるけれど、インテルはこれからも僕の心の中にある。子どもの頃からこの色を愛してきたから、これからもずっと背負い続けるよ。愛を込めて」