昨季後半戦のテュラムをイジる
インテルは25日、セリエA開幕戦でトリノと対戦し、サン・シーロで5-0の大勝を収めた。アレッサンドロ・バストーニが試合後に『インテルTV』と『スカイ』で残したコメントを『FcInterNews』が取り上げている。
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バストーニは開幕戦から1得点1アシストの大活躍だったが、マン・オブ・ザ・マッチはドッピエッタのマルクス・テュラムに譲った形になった。インタビューに応じたバストーニは、もう一人のヒーローをイジりながら試合を振り返った。
「マルクスのことは嬉しいよ。昨季の後半戦は休暇に出てたんじゃないかって感じだったけど(笑)。ようやく戻ってきたね」
「僕たちはまず自分たち自身に証明したかったんだ。昨季の終盤は難しかったけど、それでもまだ大きなリベンジの気持ちと、いいプレーをしたいという意欲がある。今夜の試合には満足しているよ」
どれだけ再出発への意欲があるのか?
「昨季、僕たちはチャンピオンズリーグ決勝まで進んで、カンピオナートでも勝ち点1差の2位だった。でも何も勝てなかったから“失敗のシーズン”なんて言われた。でも、本当に終わったチームがそこまで辿り着けるのかな?」
「僕たちは違う。グループは健全だし、やる気もある。新加入選手たちが新しい活力とエネルギーを与えてくれている。僕たちはここに残れてうれしいし、このシーズンでいい結果を出したいと思っている」
さらなる成長
「プレシーズンはとてもハードだった。僕たちはすぐに強くスタートするためにたくさん練習した。僕は自分のリーダーシップをピッチで発揮したい」
「この夏、“インテルは終わった”“サイクルは終わりだ”なんていろいろ言われた。でも僕の目には、リーグ2位でチャンピオンズ決勝に進んだチームが映っている。僕たちは全然終わってなんかいない。ミステルとはよく話していて、特に“前に出すぎるな”と助言してもらった。僕は前に出たがりだからね。監督はその点でも僕をうまく導いてくれたし、さらに成長していきたいと思っている」