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「インテルは高額オファーを断った側。守備補強はいまのところなし」マロッタ会長が語る

ルックマンやレオーニ獲得失敗も振り返る

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が25日、セリエA開幕戦トリノ戦の前に、『DAZNイタリア』『スカイ』のインタビューに応じた。

夏のメルカートについて

「革命を起こすつもりはなかった。ただモデルを変えたかったんだ。5人の選手が加わっていた。4人は外部からの獲得で、1人は下部組織の出身だ。平均年齢も29歳から下がっていて、これが我々が進めている新しいモデルだ」

ジョヴァンニ・レオーニは獲得できなかった

「今のところこのポジションには満足していて、我々の目標に応えられるクオリティがあると思っている。目立った補強をする予定はない。誰かが出ていけば、その分を補う」

アデモラ・ルックマンを狙っていたはずが、アンディ・ディウフのような中盤を獲得した

「メルカートがもたらすチャンスは逃さないようにしている。監督のニーズに合う選手を獲れる機会があった。ただ、アタランタが市場に出さない判断をしたので、話はまとまらなかった。それでも、引き続き若くてこのモデルに合致する才能を探している。ポジションが異なっていても、それは変わらない。技術部門と監督との連携の中で進めている」

戦略変更の理由

「まず言いたいのは、我々がもっとも重要な選手たちを引き留め、オファーを断ったという事実自体が、クラブとしての力の証だということだ。その上で、市場の中でチャンスをつかもうとした」

「イタリア市場は、もはや一線級とは言えない。無茶なことはできないし、創造的である必要がある。そういう中で、我々は手の届くチャンスを掴もうとしてきた。ルックマンの名前が出たのは事実だが、アタランタが正当な権利のもとで彼を市場に出さないと判断した。だからあれは一つのチャンスだった」

DF補強は? バンジャマン・パヴァールは残留か

「その通りだ。現時点ではDFの補強は考えていない。必要性を感じていないからだ。ただし、移籍市場はまだ10日ほど残っているので、状況によっては何か出てくるかもしれない。今のところは何も見えていない。ただチームは強いし、競争力もある。守備陣は信頼できる選手たちで構成されている。もちろん、どこかのタイミングで選手が出ていくことがあれば補強するが、今のところ大きな変化は考えていない」

今季のインテルは昨季以上か

「それは分からない。監督が変わることで変数が生まれる。ライバルの戦力もまだ見えていない。ナポリは最も強力なチームで、スクデットを守る立場にある。我々は主役としての役割を果たさなければならない。チームは強いと思っている」

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