インテルへの恩返しを誓う指揮官
インテルのクリスティアン・キヴ監督が22日、『DAZNイタリア』のインタビューに応じ、新シーズンへの意気込みなどを語った。『FcInterNews』などが取り上げている。
プレシーズンの評価
「3週間しっかり取り組むことができ、4試合の親善試合もあった。良い面もあれば、課題も見られたが、それも当然のことだ。序盤は足が軽くないし、判断も冴えないものだからね。負荷をかけている時期には当然難しくなる」
「その中で一番うれしかったのは、大きなケガがなかったこと。私は結果を気にしなかった。全員に出場時間を与えて、同じレベルを保つこと、そしてこの期間に我々が伝えようとしてきた考え方や原則を少しでも見せられること、それだけを見ていた」
守備陣の年齢について
「私は決して年齢で選手を見ない。常に見るのはモチベーション、情熱、そして日々成長しようとする姿勢だ。30歳であろうと、20歳であろうと、最終的にはピッチ上のパフォーマンスがすべてを語る。どれだけ努力し、モチベーションを持ち、規律を守り、練習に取り組むか。私にとっては、それが数字以上に大事なことだ」
メルカートについて
「我々は同じ考えを持ち、どんな選手を加えなければならないかを理解している。マーケットはまだ開いているし、やれることはまだある。我々が求めているのは数ではなく質だ。我々のグループにフィットし、チーム全体のレベルを高めてくれる選手を加えたい」
今シーズンの目標
「インテルはすべての大会で競争力を持たなければならない。カンピオナート、チャンピオンズリーグ、そしてコッパ・イタリアでもだ。しばしば忘れられるが、コッパも重要だね。我々は常に競争力を持ち、全力を尽くし、勝つためにピッチに立たなければならない。カンピオナートで理想は38試合全勝だが、現実的にはそれに近づくのも困難だが、少なくともそのメンタリティと姿勢で次のシーズンに臨む」
インテルを率いることについて
「私にとって大きな、そして美しい責任だ。“大きな”と“美しい”をあえて分けて言いたい。というのも、このクラブには長くいて、素晴らしい瞬間を一緒に過ごしてきたからだ。その時間が私を一人の人間として、そして監督として成長させてくれた。今は私がこのクラブに何かを返す時だ」