ルックマンについては「プレミアじゃ知られていない」
パオロ・ディ・カーニオが13日付『コッリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューに応じ、メルカートや2025/26シーズンのセリエAの展望を語った。
アデモラ・ルックマンの移籍
「プレミアじゃ、ルックマンが誰かもよく分かってないだろ。5000万ユーロ? あれはやりすぎだ。でも、アタランタはちゃんとやることやっている」
「問題は選手の方だ。出て行きたいのは勝手だが、まずはチームと練習すべきだと思う。顔出して、筋を通せ。ペルカッシ・ファミリーは、ここまで強引なやり方に屈しなかった。これはよくやっていると感じる」
セリエAの新シーズン
「相変わらず、イタリアの立ち位置は“ゾウの墓場”だ。少し前はクリスティアーノ・ロナウドやフランク・リベリで、いまはルカ・モドリッチとケヴィン・デ・ブライネだね」
「確かに彼らはトッププレーヤーだ。だが、そのテクニックやクオリティを試合でどこまで発揮できるかが気になる。それをチームメートとともにどう引き上げられるかだ。要するに、あれだけの選手だろうと、周囲が連動できないと、彼らだけがすごくても意味はない」
「モドリッチはチームのコミュニケーションを取れるリーダーだから、ミランはその恩恵を受けるだろう。ミランはチャンピオンズリーグがないこともプラスだね」
「監督は面白いね。アッレグリにキヴ、ローマにはガスペリーニだ。これは楽しみだね」
インテルのクリスティアン・キヴ招へい
「正直なところ、最初から第一候補だったなんて思わない。ただ、コストを抑えた解決策を見つけたというところだが、その中でかなり評価できる判断だと思う。若返りを進め、若手を使える人物を選んだ。戦術的にも興味深いね」
スクデットレース
「ナポリが本命、その次にインテルとミラン、ってとこかな」