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インテル、中国BYDとスポンサー契約 特別仕様車も一般販売予定

欧州市場に力を入れる電気自動車の大手

インテルは21日、中国の自動車メーカー「BYD」とのスポンサー契約を発表した。

インテルは「グローバル・オートモーティブ・パートナー」として、BYDおよび同社のプレミアムブランド「DENZA」と2028年までの契約を交わした。

BYDは近年ヨーロッパ市場に注力しており、EURO2024やU-21 EUROの公式スポンサーも務めた。今回の提携も、同社の欧州市場拡大戦略の一環だ。

提携の一環として、DENZAのフラッグシップモデル「Z9 GT」の欧州向け初回出荷分の29台がインテルの首脳陣や選手たちに提供される。また、70台のインテル特別仕様「Sealion 7」が提供。この特別仕様車は、今後インテルファン向けに一般販売される予定だ。

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長は、「このパートナーシップは、共通の価値観に導かれた、2つの現実の融合です。カルチョは進化し、クラブは今や持続可能性を追求する企業となっています。それはまさにBYDと同じです。BYDは電気自動車業界のリーダーであり、我々はサッカー界のトップクラブの一つ。これからもその立場を維持していくために、互いの親和性に基づいた協力関係を築くパートナーを求めていました」と述べた。

イタリアのEV事情

『ANSA通信』の7月18日の記事によると、今年1月から6月のイタリアにおけるEV(BEV)車の新車販売比率は5.2%。欧州全体の平均が15.2%で、日本に比べると進んでいるものの、欧州圏内では遅れが指摘されている。ただ、2025年のEV登録車数は前年同時期と比べて63.3%増と、急速に伸びている。

一方、ミラノなど都市部では充電環境が整備されてつつあるが、南部などの地方ではまだインフラが整っていないという指摘もある。

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