落とし所を探すアタランタ
インテルがアデモラ・ルックマンの獲得に動いている。すでに選手側の意思は明白だ。
19日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、インテルとルックマンはすでに完全に合意済み。年俸は450万ユーロ、活躍次第で最大500万ユーロまで上昇する5年契約で、細部の調整も済んでいる。ルックマンは、インテル以外に移籍するつもりはないと通達しており、噂になったアトレティコ・マドリーも例外ではない。
一方で、アタランタとの交渉は難航中だ。インテルの提示額は4000万ユーロで、アタランタの要求は5000万ユーロ。互いに譲るつもりはなく、膠着している。
ただ、アタランタは昨年夏に起きたトゥーン・コープマイネルスのユヴェントス移籍交渉のように、長引かせるのは得策ではないと考えており、今回はどこかで“折れる”準備があるという。そこで、インテルが歩み寄りの姿勢を見せれば、一気に交渉が進むものとみられる。
『スポルティターリア』は、アタランタがルックマンの交渉期限を10日に設定したことを報じた。インテルはオファー増額を検討しており、数日中に動く可能性があると予想した。
ルックマンの負傷
去就が注目されるルックマンは、プレシーズンのトレーニング中にケガをした。検査結果について『コッリエレ・ディ・ベルガモ』は、「左ふくらはぎの筋肉の軽度の損傷で、回復には2週間程度」と伝えている。