「チャルハノール? 何もなかった」
インテルのピエロ・アウジリオSDが18日、『スカイ』のインタビューに応じ、メルカートの話題に言及した。『FcInterNews』が伝えている。
移籍市場について
「こんなにたくさんの取引をしたのが良かったのかは分からないが、インテルはすでに動いている。ザレフスキにはこのチャンスを得るだけの実力がある。ピオ・エスポジトも素晴らしい選手で、きっと活躍できる。現時点では全員が残っているし、チームは決して弱体化していない。どうすればさらに良くなるかは理解している。すべてはマロッタ、スタッフ、監督と話し合って決めている。我々の目標は、例年通り高いレベルにあることを、すぐに選手たちに伝えるつもりだ」
現在のターゲットはルックマン
「アタランタとは信頼と友情の関係がある。連絡を取り合い、こちらの期待を伝えた。ルックマンは本当に気に入っているし、それは隠すまでもない。獲得を目指して動いているが、彼はアタランタの選手だ。合意に達する必要があるし、長引くような交渉をするつもりはない。アタランタがどうしたいかが大事だ。代替案? いくつもの方向に動くべきではない。ルックマンが最優先だ。もし獲得できなければ、別の手段を考える」
ディフェンスではジョヴァンニ・レオーニを追っている
「レオーニは将来性豊かな若手で、すでに高い能力を示している。それは関係者も認めている。恩恵を受けるのはパルマで、彼を引き続き起用したい意向だ。我々はほかのポジションを強化するために動いている。ディフェンスには7人のユーティリティ性のある選手がいるので、今の優先順位ではない」
今月はチャルハノールの話題が多く出ていた
「チャルハノール? 何もなかった。彼が移籍を望んだことは一度もない。アメリカでは私もマロッタと一緒に毎日いた。そういう噂が出るのは移籍市場の常だけど、インテルはあのレベルの選手を手放すつもりはない」
ヤン・ゾマーのガラタサライ移籍の噂もある
「話題にはなったけど、我々には直接的なオファーは一度もなかった。だから話す必要すらなかった。ゾマーは我々のGKであり、これからもそうだ」
チーム作りに関してはどう考えている?
「インテルのようなクラブは、どの大会に力を入れるかを選ぶ余地はない。すべてのコンペティションでベストを尽くす義務がある。継続性と『常に重要なことを成し遂げたい』という意志が大事。3日に1回試合があるようなシーズンになるからこそ、競争力のあるチームを作らなければならない」
来季のセリエAはさらに競争が激しくなるか
「昨季も十分に競争が激しかった。今や上位4〜5チームだけを見ていればいい時代ではない。ボローニャ、フィオレンティーナ、ローマ勢、アタランタ…、競争力は確実にある」
攻撃と守備の補強が完了すれば、移籍市場は終了?
「移籍市場は“入る方”だけでなく“出る方”もある。補強はまだ少し必要だが、30人のチームではなく、25人に絞る必要がある。いくつかの決断は下していて、放出対象の選手たちにはすでに伝えてある。明確で誠実、そして透明に。自分の将来を考えるべき選手たちはもう分かっている。チームはチヴィを支える、非常に競争力のあるものにしなければならない」