9月にイタリア代表入り予定とも
パルマはジョヴァンニ・レオーニを簡単には手放す気配を見せていない。『FcInterNews』が12日に伝えたところによれば、最低でも4000万ユーロを求めている。
インテルとミランが獲得を狙っているレオーニは、この夏の移籍市場で値段が上がっている様子。当初は2000万〜2500万ユーロと見られていたが、後にパルマは評価額を3000万ユーロに引き上げたと報じられた。現在では「4000万ユーロから1ユーロたりとも譲らない」という強硬な姿勢を取っている。
最近ではイングランドのボーンマスから2500万ユーロ+ボーナス500万ユーロのオファーが届いたが、パルマは断ったそうだ。
パルマが強気に出る背景には、レオーニのイタリア代表招集という切り札があるという。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が9月の代表戦に向けてレオーニの招集を予定しているとの予備通知を受けているようで、アッズーリ入りなら市場価値のさらなる上昇が期待できる。
もっとも、パルマは完全に扉を閉ざしているわけではなく、3500万ユーロ+ボーナス500万ユーロといった条件には耳を傾ける用意があるとされている。また、将来の売却益の一部を支払う条件をつければ、態度を軟化させる可能性もありそうだ。