主力放出に備えるインテルの一手
インテルはデンゼル・ドゥンフリースの去就が注目されている。その後継者として、フィオレンティーナのドドーがリストアップされたようだ。
『コッリエレ・フィオレンティーノ』によれば、ドドーは現在、この夏の退団を希望している。クラブからの契約延長オファーの時期が適切でなかったことが苛立ちの原因で、移籍を強く望んでいるという。
ただし、フィオレンティーナは移籍金として最低でも2500万ユーロを要求しており、格安で引き抜けるということではないようだ。
ドゥンフリースには今月中旬まで行使可能な2500万ユーロの契約解除条項があるとされ、インテリスタは今夏の放出を懸念している。ただ、現時点で具体的な交渉はなく、いまのところドドーの獲得交渉が本格的に動く気配はない。
セバスティアーノ・エスポジトは間近
仮にドゥンフリースが去った場合、インテルはドドーの獲得資金の一部をセバスティアーノ・エスポジトでカバーする可能性がある。
セバスティアーノ・エスポジトはこの夏のメルカートでフィオレンティーナへの移籍が濃厚となっており、交渉が進展中。インテルの要求が800万ユーロであるのに対し、フィオレンティーナの提示が600万ユーロで、200万ユーロの差があるものの、取引そのものが破談になることはないとみられる。
ドドーとエスポジトは別件として扱われており、エスポジトのフィオレンティーナ移籍はほぼ確実とされるが、クラブ間で様々な選手について話し合われていても不思議ではない状況だ。
