FIFAクラブワールドカップでフルミネンセと対戦するインテル
インテルは30日(日本時間7月1日)にFIFAクラブワールドカップ・ラウンド16でフルミネンセと対戦する。クリスティアン・キヴ監督が試合前日の会見に臨んだ。
インテルの準備は?
「最初からずっと準備できている。インテルというクラブが世界で何を意味するかを称えるためにここにいるし、それは初日から変わらない。数日間の休養を取り、新しい気候にも慣れた。明日の試合に向けて準備は整っているし、自分たちのベストな姿を見せて次のラウンドに進みたい」
マルクス・テュラムの状態
「太ももの問題は解消し、練習もしているしコンディションは良い。スタメンで使うかどうか私が決めるだけだ」
フルミネンセには、現役時代に対戦したチアゴ・シウバがいる
「彼のキャリアは素晴らしいし、今もそれを続けている。歴代でも屈指のディフェンダーの一人だ。私はずっと彼を称えてきた。素晴らしいディフェンダーであり、人間性も素晴らしい。過去30年で彼は間違いなく最高クラスの選手の一人だ」
離脱者が増えている。勝ち進んだ場合、追加で選手を呼ぶ予定は?
「ミラノを出発する時、予期せぬ事態に備えて多めに選手を連れてきたし、プリマヴェーラからも加えた。彼らはすぐにこの競争レベルに適応してくれて、チームの質を引き上げてくれた。サッカーではケガはつきものだし、何人かは小さな問題を抱えていた。フラッテージとチャルハノールは回復できなかったので、精密検査を受けさせるためにミラノに戻す決断をした。無用な雑音が彼らにもチームにも悪影響になるのを避けたかった。今は彼らは数日間の休暇と治療に充てられる。ほかに誰か合流するかはまだ分からないが、クローズドな場で判断することになる。そのうち分かるだろう」
カルロス・アウグストからブラジルのサッカーについて何か聞いたか?
「ブラジル人がどうプレーするかは、彼に聞くまでもなく、誰もが知っていることだ。彼らにはサッカーの歴史があるし、ヨーロッパにも多くのブラジル人選手がいて、その存在が競争の質を引き上げている。私は彼らのプレーを見るのが好きだし、何ができるのかを見るのも楽しい。ブラジルのチームのプレーはサッカー全体にとってプラスだと思う」
ベンフィカ対チェルシーが悪天候で2時間中断された件を見てどう思ったか?
「明日は警戒情報が出ているので、試合前に判断が下されることを望んでいる。スタジアムに行って2時間待てと言われたら、試合への準備が難しくなる。食事のタイミングや水分補給など、我々はプロアスリートとして120分間しっかりプレーするために全てを整える必要がある。警戒情報があるなら、朝のうちに決断をして、試合の質や選手の準備に影響が出ないようにしてほしい」
チームの状態は大会開始時と比べてどうか?
「戻ってきた選手もいれば、いなくなった選手もいる。我々は常にこの大会で結果を出したいという同じ野心を持っている。新しいスタッフとしても、情熱と意欲は変わらない。全力を尽くすつもりだ」