リーベル・プレート相手に主導権を握って決勝トーナメントへ
インテルは25日(日本時間26日)に行われるFIFAクラブワールドカップでリーベル・プレートと対戦し、2-0の勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。
インテル、主な採点
アレッサンドロ・バストーニ
FcInterNews:7 – 相手のキープレイヤーであるマスタントゥオーノを意識して、慎重さを見せる場面も。強気に出た場面では警告を受けたが、得意の持ち上がりでは美しいプレーを披露。後半は守備に注力しつつ、最終的には高い技術からゴールを奪い、試合を締めくくった。
TMW:7.5 – 前半にマスタントゥオーノへのラフプレーで警告を受けたが、全体的には堅実な守備。決定的なドリブルからのゴールは素晴らしく、首位通過に貢献した。
デンゼル・ドゥンフリース
FcInterNews:6.5 – ルイス・エンヒキが“生徒”だとすれば、右サイドの“教授”はやはり彼。先発復帰戦でアクーニャの厳しい対応にも負けず、驚異的なフィジカルとエネルギーで応戦。味方からの信頼も厚く、攻撃に繰り返し関与。コンディションは万全ではないものの、存在自体が試合に影響を与えていた。
TMW:6 – 持ち前のフィジカルを活かしたが、効果的なプレーにはつながらず。惜しい突破もあったが、決定的な結果を残せなかった。
(→62分IN) ペタル・スチッチ
FcInterNews:7 – 最初は控えめなプレーだったが、途中からは果敢に前線へ。エスポジトへのアシストやムヒタリャンへのスルーパスなど、違いを生む働きを見せた。
TMW:7 – 存在を忘れかける静かな入りだったが、エスポジトへのスルーパスで評価を一変。ムヒタリャンへのラストパスも見事だった。
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:7 – 得点こそなかったが、テクニックと存在感で相手守備陣を翻弄。ポスト直撃のシュートを含め、再三のチャンスを作り出した。
TMW:6 – 特別な試合に挑んだが、再三の惜しいシーンも実らず。後半序盤のシュートはポストに阻まれ、アルマーニの好守にも泣いた。
フランチェスコ・ピオ・エスポジト
FcInterNews:7.5 – まさに“啓示”のような夜。注目を集めていたとはいえ、これほどの活躍を誰が予想できただろうか。強さと粗さを併せ持ち、随所でテクニックも光らせる。戦術的にも有用で、体を張って相手に挑み続けた。前半にはマルティネス・クアルタにシュートをブロックされたが、最終的には典型的なストライカーの一撃でインテルを勝利へ導いた。
TMW:7.5 – 体を張って戦い、チームを前に押し上げた。マルティネス・クアルタに阻まれた場面もあったが、ついに決定機をモノにしてヒーローに。
クリスティアン・キヴ監督
FcInterNews:7 – クラブW杯決勝トーナメント進出を懸けた重要な一戦で、リーベル・プレート相手にインテルの優位性を明確に示した。後半は一方的な展開となり、得点機を次々に創出。先発起用したピオ・エスポジトがその信頼に応え、勝利をもたらした。交代策も的確で、特にスチッチが大きな貢献を果たした。称賛に値する采配だった。
TMW:7 – ベテランを軸にしつつ、ピオ・エスポジトの先発起用が功を奏した。前半はやや押されたが、後半は試合を支配。勝利を手繰り寄せる采配を見せた。