兄はヴェネツィア完全移籍決定「僕の思い出のアルバムに残り続ける」
インテルで育ったデヤン・スタンコビッチの息子たちの将来が決まりつつある。
23歳のフィリップ・スタンコビッチは、ヴェネツィアへの完全移籍が決定した。23日にヴェネツィアが発表している。
フィリップ・スタンコビッチは、昨年夏にヴェネツィアへレンタル移籍となり、レギュラーポジションを獲得した。しかし、2025年に入って負傷離脱。その間、代役として加入したヨヌーツ・ラドゥにポジションを奪われる格好となったが、ラドゥは契約満了でセルタに加入。フィリップ・スタンコビッチが完全移籍でヴェネツィアに留まることになった。
正式にインテルを離れることになったフィリップ・スタンコビッチは、自身のSNSで次のようにつづった。
「これは別れじゃない。あなたたちのカラーは、ずっと僕の物語であり、僕たち家族の一部で在り続ける。これまで与えてもらった全てのことに感謝したい。プロとしての道はここで完全に分かれるけど、僕の思い出のアルバムには、ずっとみんなと過ごした最高の時間が残り続ける。ありがとう」
スイスで活躍した弟は…
19歳のアレクサンドル・スタンコビッチも、これからの動きに注目だ。スイスのルツェルンで見事な活躍を見せたMFには、多くのクラブが関心を示している。
『GianlucaDiMarzio.com』によれば、シュトゥットガルト、ヴォルフスブルク、クラブ・ブルッヘが興味を示しているとのこと。
アレクサンドル・スタンコビッチについては、インテルがルツェルンから買い戻した状態で、市場価値は1000万ユーロ程度に設定されている模様だ。