浦和レッズ撃破で次を見据えるインテルのエース
インテルは21日(日本時間22日)、FIFAクラブワールドカップ・グループE第2節の浦和レッズと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。主将のラウタロ・マルティネスが、『スポルトメディアセット』のインタビューで改めて試合を振り返った。
相手がしっかり守っていた中で、あなたの同点弾が流れを変えるきっかけになった
「そうだね。僕たちはこの試合を研究していて、こうなることは分かっていた。相手がブロックを敷いて守ってくると分かっていたし、全員がボールの後ろにいて、ライン間のスペースもほとんどなかった。すごく難しい試合だったよ。しかも失点してしまったね」
「大事なのはそこから立て直そうとしたこと。苦しい中でも前に出ようとする姿勢、プレーをやめない気持ちが重要だったと思う。もちろん課題もある。相手のシュート1本で失点してしまったのは大きな反省点で、そこは大きく改善しないといけない」
この試合が大会の転機になると思う?
「なるかもしれない。モンテレイ戦ではボールをたくさん持ったけど守備を崩せなかった。相手もすごく良い守備をしていたし、時には技術やパス回しだけでは足りない。やっぱり大事なのは勝ちたい気持ち、最後の最後までゴールを目指す姿勢。結局、そこが一番重要なんだ。後半は本当に良いプレーができたと思う」
次はリーベル・プレート戦。オープンな展開になれば、よりインテルらしいプレーができるのでは?
「間違いなくそうだね。今日は前回よりピッチの状態が良くて、ボールがよく走った。天候も助けになったし、こういうピッチだとやりたいプレーができる。次の相手はしっかりした戦い方があって、監督も実績がある。長く一緒にプレーしてきたチームだし、僕も彼らのことを知っている。アルゼンチン人で、代表で一緒にプレーした仲間も多い。レベルの高い試合になるから、しっかり準備して、しっかり回復して、全力で臨まないといけない」
浦和レッズ戦の勝利で少し気持ちが楽になった?
「新しい監督や新しい人たちが来ると、雰囲気も変わる。彼はたくさんのことを僕たちに与えてくれていて、僕たちも全力で支えようとしているよ。僕たちはそれぞれのポジションで自分の役割を果たさないといけない。大事なのは、彼が言うこと、準備してくれることを信じることだ。すごく優れた監督で、しっかり準備ができていて、僕にとっては良い意味で驚かされた存在だよ」