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【インテル採点】キヴ監督初陣でルイス・エンヒキやカルロス・アウグストが好印象、バレッラの評価は分かれる

FIFAクラブワールドカップ初戦はモンテレイとドロー

インテルは現地時間17日、FIFAクラブワールドカップでモンテレイと対戦し、1-1で引き分けた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。

インテル、モンテレイ戦の注目選手採点

カルロス・アウグスト

FcInterNews:6.5 – 左サイドで積極的な仕掛けを見せ、相手を困らせた。エスポジトへの絶好のアシストや、ラウタロの得点につながるクロスなど攻撃に大きく貢献。
TMW:6.5 – ラウタロの同点ゴールをアシスト。シーズン終盤の好調を維持した。
スポルトメディアセット:7 – インテルの攻撃が左に偏る理由は彼にある。2つのアシストを記録していてもおかしくなかった。走力と技術を兼ね備えた信頼できる存在。

クリスティアン・アスラニ

FcInterNews:6.5 – モンテレイのハイプレスにも落ち着いて対応し、フリーな選手へ冷静にパスを配給。ラウタロの同点弾を導いたセットプレーの設計者であり、試合を通してしっかりとしたプレーを見せた。
TMW:6 – 同点弾を生んだ見事なアイデアを見せた一方で、いくつかのミスも。警告を受けた8分後に交代となった。

(→69分) ペタル・スチッチ

FcInterNews:6 – 初出場らしい控えめなプレーに終始したが、運動量はあり、無難にボールをさばいた。
TMW:6 – ポテンシャルを感じさせるが、大きな印象は残せなかった。

セバスティアーノ・エスポジト

FcInterNews:6 – クラブW杯という大舞台で先発。落ち着いたプレーを披露し、プリマヴェーラ時代からの成長を感じさせた。だが、決定機でゴールを逃したのは痛恨。
TMW:6 – ポジション取りや動きは良く、努力も見られたが、ゴールには至らず。
スポルトメディアセット:6.5 – ラウタロの後方で自由に動き、積極的な仕掛けを見せた。決定機を外したのは悔やまれるが、全体的に好印象。

ルイス・エンヒキ

FcInterNews:6 – インテルでの初出場。窮屈な状況ながらもボールロストはなく、無理な1対1も避けて堅実なプレー。
TMW:6 – 少々の「煙(=派手さや軽さ)」は今のインテルにとっても悪くない。時間が経てば「ロースト(=実質的な成果)」されるだろう。

ニコロ・バレッラ

FcInterNews:6.5 – 加速すれば他の誰よりも速く、インテルの右サイドの攻撃は控えめでも、中盤で常にアクティブにプレー。こぼれ球への反応や、アタッカーやサイドへのスルーパスを積極的に狙った。バストーニのアシストをシュートミスするなど、不正確さも目立ったが、チームのために戦う姿勢と工夫を見せ続けた。ダルミアンやザレフスキへの惜しいアシストもあった。
TMW:5.5 – ボールタッチは多かったが、全体的に雑で集中力を欠いた印象。
スポルトメディアセット:5 – かつてのバレッラの姿は見られず、イタリア代表でもインテルでも変わらず精彩を欠いた。プレーの精度を欠き、動きにも切れが見られなかった。心身ともに休養が必要なのは明らか。

クリスティアン・キヴ監督

FcInterNews:6 – 対戦相手をよく知らなかったこともあり、準備時間は限られていた。その中で選手たちを信頼し、エスポジトを先発起用。内容的には勝利に値したが、支配率やパス回しのわりに決定機をつくれなかった。後半には戦術変更も試みたが、思うような結果は得られず。初陣としては半歩後退。だが、まだ始まりに過ぎない。
TMW:5.5 – 初采配は「可もなく不可もなく」といったところ。インザーギのシステムを維持し、前半はボール保持が中心だったが決定機には乏しい。後半にはラウタロをゴールから遠ざける変更を行ったことで、チームが混乱。時間が必要なのは明らかだが、クラブW杯の初戦としては期待外れの内容だった。

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