イタリア人比率を高めるためにも…
ミランがパルマのジョヴァンニ・レオーニ獲得に本腰を入れているようだ。『MilanNews』が17日に伝えた。
レオーニに対しては、インテルがこの夏の獲得に強い関心を示している。クリスティアン・キヴ監督が起用していた若手ということもあり、最終ラインの若返りを目指す人材として高い評価を受けている様子だ。
しかし、ミランもイグリ・ターレSDが主要ターゲットとみなしており、優先順位も高いとのこと。新SDは、イタリア人中心のチーム編成に移行することを目指しており、この夏にマリック・チャウを放出する可能性がある場合、その後釜としての獲得を視野に入れているという。
同メディアは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督と、パルマのフェデリコ・ケルビーニCEOの関係が良好であることも交渉を後押しする要因だとしている。とはいえ、ケルビーニCEOとインテルのジュゼッペ・マロッタ会長も旧知の仲で、パルマがどちらを取引相手に選ぶかは分からない。
レオーニは昨年夏にサンプドリアからパルマに移籍した。その際の移籍金は450万ユーロ+ボーナス380万ユーロとされている。パルマはもう1年育てて売却というのを基本線としていたようだが、金額次第では今夏にも売却に踏み切る可能性は否定できない。