監督交代でブラジル代表入りを目指す
インテルはクリスティアン・キヴを監督に迎え、FIFAクラブワールドカップからリスタートを切る。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、新体制で序列が上がる選手・下がる選手に言及した。
同紙によると、インテルはキヴ監督に対し、チームの若返りを進めるように要請した。
そのため、フランチェスコ・アチェルビやヘンリク・ムヒタリャンのレギュラーの座は安泰ではないという。
さらに、フェデリコ・ディマルコも改善が必要という認識だという。2024/25シーズンに60分前後で交代することが多かったのは、運動能力の不足という評価によるものだったとされる。シーズン序盤の圧倒的な活躍が、シーズン終盤にほとんどみられなかったことも事実で、フル出場できるような体力が求められているようだ。
一方で、出場機会増加が見込まれているのが、ダヴィデ・フラッテージ、ステファン・デ・フライ、そしてカルロス・アウグストだという。
『ガゼッタ』によると、カルロス・アウグストは今夏の移籍を考えていた。シモーネ・インザーギ監督体制で一定の信頼を得て、ウイングバックとセンターバックを兼任していたが、2026年のFIFAワールドカップでカルロ・アンチェロッティ監督のブラジル代表選考に入るため、より多くの出場機会を求めていたという。
ただ、キヴ体制で状況が変わったことで、インテルをすぐに離れるという選択肢はいったん消滅したようだ。