母国の期待も背負うインテル新監督
ルーマニア代表のレジェンド、ゲオルゲ・ポペスクが、クリスティアン・キヴのインテル監督就任について、同国の日刊紙『Gazeta Sporturilor』にコメントを残した。『FcInterNews』が伝えている。
現役時代にPSVやバルセロナなどで活躍したポペスクは、キャリア晩年にレッチェでもプレーした経験がある。後輩キヴの“出世”について、次のように語った。
「まさかだった。パルマで続けると思っていた。そこで素晴らしい仕事をしていたからね。だが、UEFAチャンピオンズリーグのファイナリストであり、ここ数年ナポリと並んでセリエAを支配してきたクラブからのオファーを断るのは難しいことも理解している」
「しかも、彼にとってはキャリアで最高の時期を過ごしたクラブがインテルだし、もしかすると二度とないチャンスかもしれない。インテル行きを決断したことは、クリスティがまた一つ勇気を示した証だ。私は気に入っているよ」
「パルマに残れば落ち着いて仕事ができただろう。これは勇気の証明だ。勇気があれば、結果もついてくる。キヴのインテルはテレビで見るつもりだ。インテルのベンチにルーマニア人が座っているのを見るのは誇りだ。我々全員が一番のサポーターになるだろう。なぜなら、彼は我々のサッカーを代表しているし、セリエAにルーマニア人監督がいることは久しくなかったからね」