コーチングスタッフの陣容は?
インテルはクリスティアン・キヴの監督就任が正式決定間近とされ、すでにコーチングスタッフの編成も進んでいる。『スカイ』と『スポルトメディアセット』が8日時点の最新情報を伝えた。
キヴは9日午前(現地時間)にパルマを訪れ、契約関係の整理を行う。ミラノへ移動して監督就任を正式に発表した後、アッピアーノでチーム練習の見る予定だ。10日以降、各国代表に呼ばれていた選手たちが合流し始め、FIFAクラブワールドカップのためアメリカへ渡ることになる。
シモーネ・インザーギ前監督体制からインテルに残るのは戦術コーチのマリオ・チェッキで、チームの橋渡し役的存在として期待される。GKコーチはジャンルカ・スピネッリが継続するが、2010年の3冠メンバーであるパオロ・オルランドーニの入閣も予定されている。
さらに2010年のメンバーでは、当時のフィジカルコーチであるステファノ・ラペッティもやってくる。こちらはジョゼ・モウリーニョのスタッフで、フェネルバフチェとの契約を解除してインテルに復帰予定とされる。
また、インテルに短期間所属した元サンプドリアのアンジェロ・パロンボもやってくるものとみられる。
最大の注目となっているアシスタントコーチは、過去にルチアーノ・スパレッティやマウリツィオ・サッリのアシスタントを務めたジョヴァンニ・マルトゥシエッロが最有力。ただ、『スポルトメディアセット』によれば、ワルテル・サムエルもインテルから高評価を得ており、アルゼンチン代表との契約を解消すればキヴの右腕となる可能性が高いと伝えられている。