名シーンをファンは忘れない
サウジアラビアのアル・ヒラルは4日、シモーネ・インザーギの監督就任を発表した。ただ、その投稿に一部の、特にミラニスタたちが違和感を訴えている。
インザーギの監督就任に際し、アル・ヒラルは短い動画を制作してSNSに投稿した。映像を見る限りでは特に違和感はないものの、、後ろに流れる「インザーギ、インザーギ、インザーギ、インザーギ…」の音声はインテリスタではなく、ミラニスタにとって耳馴染みのあるものだった。
この「インザーギ」を連呼しているのは、実況のサンドロ・ピッチニーニだ。それも、2007年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝ミラン対リヴァプールのワンシーンであることはほぼ間違いない。もちろん、ミランでゴールを決めたのはフィリッポ・インザーギであり、シモーネ・インザーギではない。
動画を盛り上げる演出として、ピッチニーニの『インザーギ』連呼は確かに効果的かもしれないが、ミラニスタからすればピッポを指しているように聞こえており、SNSではこの“ミス”を指摘する声が目立っている。