マロッタ会長は感謝
インテルは3日、シモーネ・インザーギ監督の退任を発表した。
インテルは公式サイトを通じて、指揮官の退任を発表。「インテルの成長に大きく貢献し、2つ目のステッラ獲得に導いた監督として、永遠にクラブの歴史に名を刻むことになるでしょう」とつづり、感謝を示した。
ジュゼッペ・マロッタ会長は「私はシモーネ・インザーギに対し、その働きと、示してくれた情熱、そして今日の対話での誠実さに感謝を伝えたい。互いに成功を目指して日々戦ってきたからこそ、今日のような率直な対話が可能だった」とコメントを残している。
アル・ヒラルで世界最高年俸監督に?
インテルの指揮官を退任したインザーギ監督は、かねてより噂されていたように、サウジアラビアのアル・ヒラルへ行くものとみられる。
アル・ヒラルは、かつての教え子であるセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチやカリドゥ・クリバリ、ジョアン・カンセロといったイタリアに馴染みのある選手も多くいる。FIFAクラブワールドカップに出場するため、インテルといきなり“再会”ということもあり得る状況だ。
インザーギ監督がアル・ヒラルでの年俸は2500万ユーロとされており、これはマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督(2300万ユーロ)を上回り、監督として世界最高額となる見通しだ。