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アチェルビ、イタリア代表招集を辞退「CL決勝敗戦の落ち込みではない」

インテル・ベテランDFが突然の決断

インテルのフランチェスコ・アチェルビは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のあとでイタリア代表に合流する予定だったが、辞退を申し出た。自身のSNSで明らかにしている。

複数のイタリアメディアは1日、アチェルビがルチアーノ・スパレッティ監督にメッセージを送り、代表招集の辞退を伝えたと報じた。

アチェルビは2023年11月以来となる代表招集。最近の会談でスパレッティ監督に招集に応じる意向を伝えていたが、ミュンヘンでのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を経て、心境に変化があったようだ。

アチェルビは1日夜に自身のSNSを更新し、招集を辞退したことを認め、次のように記した。

「深く考えた末、今日、代表招集を受け入れないという決断を監督に伝えた。この決断は熟慮の末のものであり、軽率に下したものではない。アッズーリのユニフォームを着ることは常に僕にとって名誉であり誇りだったが、最近の出来事を踏まえた上で、現時点ではこの道を平穏に続けていく条件が整っていないと判断した。私は言い訳も好意も求めていない。ただ、リスペクトはしてもらいたい。そのリスペクトが、グループを率いるべき人から得られないのであれば、僕は身を引くことを選ぶ」

「私は代表招集にしがみつくような人間ではない。僕は監督のプロジェクトの一員ではないのは明白だ。そして今朝監督にも伝えましたが、これは最終決定ではなく、怒りに駆られたものでも、チャンピオンズリーグ決勝に敗れた“落ち込み”によるものでもない。ただ、後ろに一歩引く必要があると感じただけだ」

「代表チームと仲間たちの幸運を願っています。これまでと同じように、ピッチ上で示してきた愛情とともに、今後も彼らを応援し続けます」

イタリア代表は6日にノルウェー代表と、9日にモルドバ代表とFIFAワールドカップ予選を戦う。特にノルウェー戦では、アチェルビがマンチェスター・シティ戦で見事に抑え込んだアーリング・ハーランドがいるため、彼の復帰には期待が寄せられていたが、リッカルド・カラフィオーリもアレッサンドロ・ボンジョルノも不在の中、頼れるベテランの復帰はなくなったようだ。

代表辞退を説明するアチェルビ

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