FIFAクラブワールドカップに行くのか、週明けの会談に注目集まる
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)に敗れたインテルは、シモーネ・インザーギ監督が続投するのだろうか。
試合直後のインタビューで去就を明言しなかったインザーギ監督。その後の会見でも報道陣の関心を集め、「次はFIFAクラブワールドカップだが、敗戦の痛みを消す再出発になるのか。あなたはアメリカへ行くのか」と問われると、次のように答えた。
「最後の質問には答えられない。この敗戦は本当に堪えている。ありふれた言葉に聞こえるかもしれないが、敗戦から強くなれる。我々はそれをすでに経験してきた」と述べるにとどまった。
続投を明言しないところをみると、インザーギ監督は噂されるアル・ヒラル行きを真剣に検討しているのかもしれない。『スカイ』の番組でジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は「別れのサイン」にみえるかもしれないが、「クラブは監督を満足させる準備をしており、契約延長の用意がある」とした。
それでも週明けに予定されている会談で進展がなかった場合、インテルは次の監督を探さなければいけない。その場合は若い指揮官に焦点をあてる見込みで、セスク・ファブレガス、ロベルト・デ・ゼルビ、クリスティアン・キヴなどがリストアップされているようだ。