決断はクラブとの会談後に
インテルは5月31日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、0−5で完敗した。シモーネ・インザーギ監督が試合後に『スカイ』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
CL決勝を振り返って
「この敗戦は我々の歩みを否定するものではない。選手たちのことを誇りに思っている。今夜は、試合に勝ち、チャンピオンズリーグを制するにふさわしいチームと対戦した。おそらく我々よりうまく、強いチームだった」
「試合の入りが悪く、失点したことで、間延びしてしまい、相手を楽にしてしまった。この敗戦はつらく、非常に残念だ。大きな悔しさがあるが、それでも我々の歩みは消えない。相手の方が上だった。我々はもっと良いパフォーマンスをしなければならなかった。私自身も含めてだ」
「ただ、我々の歩みを忘れてはならない。タイトルはひとつも取れなかったが、それでも素晴らしいシーズンだった。私は選手たちに、胸を張ってピッチを去るよう伝えた。悔しさはあるが、このグループには心から拍手を送りたい」
これがインテルでの最後の試合になるのか
「この数日でクラブと話すことになる。今は、2度目の決勝敗戦のあとで、冷静に考えるのは難しい。落ち着いてから、クラブとしっかり話す時間を取るつもりだ。今夜もクラブは我々と共にいた。会長をはじめ、他の幹部たちも常に我々のそばにいてくれる」
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カペッロ「2度目の決勝敗戦」
「残念ながら、あなたに並んでしまった。ただ、あなたは勝利も収めている……。我々は技術的に良いプレーができなかった。相手のプレスの中でプレーするのは簡単ではなかった。彼らは常にボールへの反応が早かった。最初の失点のあと、我々はラインが間延びしてしまった。その結果、大差がついてしまった。もっと技術的に上手くやらなければならなかった。普段なら与えないようなゴールも許してしまった」
なぜフラッテージを使わなかった?
「ダヴィデには決勝で少しでもプレーする価値があった。ただ、ザレフスキを投入したあと、チャルハノールとビセックの交代が強いられ、さらに0-3とリードを許していたこともあって、出場の機会を与えることができなかった」