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マロッタ会長、CL決勝完敗でもインザーギの評価は「何も変わらない」

PSGに決勝で大敗したインテルの今後は…

インテルは5月31日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、0−5で完敗。ビッグイヤーを掲げるという目標には届かなかった。試合後、ジュゼッペ・マロッタ会長が『スカイ』に対してコメントを残している。

素晴らしい歩みのあと、決勝で完敗。どう受けとめている?

「ネガティブな夜だった。相手にあらゆる面で圧倒された。スコアとは関係なく、敗戦は妥当だったと思う。ただ、それで今季の歩みが損なわれてはいけない。チャンピオンズリーグでここまで来た道のりを思い返せばわかる。とても強いチームと対戦した。ここまで来てくれたティフォージには申し訳ないが、本当にネガティブな夜だった」

素晴らしいシーズンだったが、無冠に終わった。どう評価する?

「この夜にたどり着くのは非常に難しかった。バイエルン・ミュンヘンやバルセロナを倒してここまで来たのだから、我々にはその資格があった。脆く崩れてしまったが、テクニカルスタッフと監督には感謝している。59試合を戦ったその歩みが、このチームがこの舞台にふさわしいことを証明している。」

シモーネ・インザーギ監督との評価や関係に変化はあるか

「何も変わらない。インザーギとは来週会う予定だった。彼にはあと1年契約が残っているが、この4年間で彼がその役割にふさわしい人物であることを証明してきた。彼のプロ意識には多くの功績がある。1回のネガティブな夜がそのすべてを消すわけではない。どんな夜であろうと、我々は会って話す」

イタリア勢はチャンピオンズリーグ決勝で4連敗しており、今回は数字の上でも最悪だった。イタリアのクラブの予算では、決勝より上は難しいのか?

「イタリアはもはや、誰もが来てシーズンを終えたいと願うような楽園ではない。我々のリーグは通過点であり、高い年俸に惹かれて人材が流出するリスクもある。経済的な力は、PSGのように無限の予算を運用できるクラブにある。だが、それを言い訳にはできない。『メイド・イン・イタリー』は、いろんな成果を上げられるプロダクトだ。我々も2度それを証明してきたし、監督や選手の能力があれば主役にもなれる。ただ、より有利なチームが勝つこともある」

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