ビッグイヤー獲得に自信を覗かせるインテル主将
インテルは31日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する。ラウタロ・マルティネスが試合前日会見で意気込みを語った。
この決勝は何を意味する? イスタンブールのときと比べてチームはどう変わった?
「アルゼンチン代表でもインテルでも大きな成果をあげてきたけど、これは本当に重要な目標になる。また決勝を戦えることが本当にうれしいし、完璧な試合をして、長くこの瞬間を待ち続けてきたイタリアの人たちのために勝利を届けたい」
こういう決勝をどうやって勝つ?
「完璧な試合をすることだけだね。それが最後の試合であり、最大の目標だからだ。最高の準備をして挑まなければならない。相手が非常に強いことは分かっている」
ワールドカップのときと比べて、カピターノとしてこの決勝はどのように違う?
「カピターノとしての責任は大きいけれど、いつも言っているように、すべての試合を決勝だと思って臨んでいる。もちろん今回は本当の決勝で、勝てばトロフィーを手にできる。でも大事なのは、自分たちが持っているすべてを出し切ることさ。ポジティブなことだけを考えて、それを結果につなげることだと思う」
今季は自分にとって欧州での飛躍の年だと感じている?
「CLでたくさんゴールを決めて、重要な試合にも出てきた。毎日成長しようと考えているし、それがここまで来られた理由だと思っている。今日また決勝を戦えるのは、努力と犠牲、そしてみんなの謙虚さのおかげ。3年間で2度目の決勝を迎えられるのは本当に誇らしい」
今回こそ勝てるという確信はどこから来る?
「僕たちはチームとして成長した。難しいスタジアム、長い間ホームで負けていないチーム相手にも勝ってきた。そういう試合で自信と個性を見せて、謙虚に、自分たちのことだけに集中してきた。だからこそ、今回この目標を達成できると思っている。完璧な試合を目指して戦いたい」
クビチャ・クヴァラツヘリアについては?
「ナポリとの対戦でも分かっているけど、クヴァラツヘリアはクオリティがあって、1対1に強い。彼だけでなく、他の選手たちにも注意が必要だ。キックオフまであと少し、今日のトレーニングで最後の細かい部分を確認して、明日の大事な試合に備えたい」
この勝利を監督に捧げたい気持ちはある?
「毎日いろいろな噂が出ているけれど、僕たちは落ち着いているよ。ミステルは今も僕たちと一緒にいて、グループをより良くするために日々働いてくれている。今週もいつも通りに準備してきた。もし勝てたら、間違いなくミステル、ティフォージ、そして家族に捧げたい。毎日ベストを尽くすために努力しているし、それがこのスポーツに必要な姿勢だと思っている」
このチームの特長は?インテルに対してどうして感謝の気持ちがある?
「インテルはまるで僕がここで生まれたかのように迎え入れてくれた。それに対して常に感謝しているし、それをピッチで100%のプレーで示したいと思っている。明日、僕たちはこの大事なタイトルをミラノに持ち帰るチャンスがある。僕も、チームメートも、ミステルも全力を尽くす。そしてこの特別な夜を楽しみたい。こういう舞台はそう何度も訪れるものではないから」