CL決勝で満点を目指す
インテルのアレッサンドロ・バストーニが26日、『スカイ』のインタビューに応じ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に向けた意気込みを語った。
CL決勝
「経験から言わせてもらうと、決勝戦に有利なチームなんて存在しない。イスタンブールの時もそうだった。マンチェスター・シティが有利と言われていたけど、あれはどっちが勝ってもおかしくないくらい拮抗した試合だった。だから、こういう一発勝負の試合では、どちらが有利かなんて言えないんだ」
パリ・サンジェルマンの強みは?
「攻撃力だね。前線だけじゃなくて、サイドバックもどんどん上がってくる。監督もすごく優秀で、自分の色をしっかりチームに植え付けている。CL決勝まで来たのには、それだけの理由があるってことだよ」
スクデットを逃した悔しさは乗り越えた?
「もちろん悔しさはあった。でも、土曜日にはキャリアを変える可能性のある特別な試合が控えている。スクデットについては、僕は来季以降もインテルがしっかり結果を出していくと確信している。だから今は、目の前のこの試合に、全神経を集中させるしかない」
CL決勝を控えて、どんな心境?
「正直、まだ4〜5日あるし、まだ完全に実感が湧いているわけじゃない。あまり考えすぎないようにしている。考えすぎるとプレッシャーになるからね。でも、子どもの頃から夢見ていた舞台に立てるのは間違いなく特別なことだ。その場に立った時には、冷静さとメンタルの強さが必要になる。何が起きるか分からないからこそ、しっかり準備しておかないといけないね」
今季のインテルに点数をつけると?
「今のところ8点かな。でも、もし勝てば10点になるよ」