来季の監督は「その後に落ち着いて判断」とジュントリ
ユヴェントスは25日、セリエA最終節でヴェネツィアに3-2で勝利した。この結果、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決まっている。
これにより、イゴール・トゥドール監督の契約はユヴェントスと自動延長された。チアゴ・モッタの後任としてシーズン途中からチームを率いたクロアチア人指揮官の契約には、CL出場権獲得で自動的に延長される条項が含まれており、これにより契約は2026年までとなった。
ただし、これはあくまで形式上の話であり、トゥドールの続投が保証されたわけではない。ユヴェントスは違約金を支払えば契約を解除できる条項もあるため、今後の去就は依然として不透明だ。
それでも、6月のFIFAクラブワールドカップでは、トゥドールがユヴェントスを指揮する。クリスティアーノ・ジュントリは「最初から言っていたように、クラブワールドカップはトゥドールと臨む。その後で落ち着いて来季の監督について判断したい。彼の仕事ぶりには満足している」と述べた。
トゥドール「クラブW杯前に話し合う」
(5/26 7:00追記)
トゥドール監督は試合後、『スカイ』のインタビューで自身の去就に触れた。
「近いうちに会って決めるつもりだ。クラブワールドカップを控えているが、この件はそれまでに解決すべきだろう。監督の将来が未定のままアメリカへ行くのはあまり良くない。ある方向に決断を下しても、それで現監督をクラブW杯に連れていくのは意味がない。大会前に選択をする、それが正しいやり方だと思う」