ホテル周囲で大暴れ
ナポリは23日、セリエA最終節でカリアリと対戦する。この試合に勝てばクラブ史上4度目の優勝が決まる状況で、ナポリはあらゆる手段を講じて、この大一番に臨もうとしている。
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は今週、カリアリサポーターの排除に動いた。本拠地「スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」をナポリのティフォージで埋め尽くすため、市にアウェーサポーターの応援を禁止するように要請した。もちろん、これは却下されたが、試合前日にはナポリのティフォージがすでに戦いを始めた。
現地時間22日夜、カリアリのチーム一行が宿泊するホテルの周辺に、大勢のナポリサポーターが集結。発煙筒、爆竹、チャントといったあらゆる手を使い、カリアリのパフォーマンス低下のために夜遅くまで騒ぎ続けたという。
ナポリ市内ではすでに、4度目のスクデットを祝うグッズが露店に並び、街全体が祝賀の準備を始めている。