「PSGもボール保持を重視するスタイル」
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で対戦するインテルに触れた。
PSGは24日にクープ・ドゥ・フランス決勝でランスと対戦したあと、ヨーロッパの頂点を懸けてインテルと対戦する。ルイス・エンリケ監督は21日の会見で、目の前の試合に集中していることを強調しつつ、インテル対バルセロナのCL準決勝についてもコメントした。
「一人のサッカーファンとしても監督としても、観ていて素晴らしい2試合だった。思った以上に得点が決まったね」
「インテルは一度もビハインドにならなかった。つまり、どの時間帯もうまくコントロールしていたということだ。セットプレーにも強く、ポゼッション重視で戦うこともできる」
「だから、決勝戦があの2試合のような展開にならないことを願う。我々もボール保持を重視するスタイルだ」
一風変わった戦術練習
ルイス・エンリケは21日の練習の様子も注目されている。この日の戦術練習では、工事現場にあるような昇降台を用い、高所からチームの動きを観察していた。綿密な準備を怠らないルイス・エンリケらしい光景として取り上げられた。
とはいえ、フランス『Le Parisien』によれば、これは目新しい光景ではなく、ルイス・エンリケは2023年夏の監督就任時にクラブにこの機材導入を要求したとのこと。映像であとから確認することなく、その場で細かい指示を選手に届ける手段として愛用しているそうだ。