レアル・マドリーが復帰させる方針を固めたと『ガゼッタ』
インテルは来季に向けてコモのニコ・パス獲得を狙っているが、どうやら道は険しくなった。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が20日に報じたところによれば、レアル・マドリーがニコ・パスの買い戻しを決断した。今季の活躍を高く評価しており、来季はレアル・マドリーの選手として育てる方針を固めたという。
同紙によると、買い戻しオプションが有効になるのは7月1日からで、レアル・マドリーは放出時の3倍の金額である900万ユーロで連れ戻すことができる。ただし、レアル・マドリーはFIFAワールドカップにニコ・パスを帯同させたい意向。コモはいくらかの上乗せに期待しているという。
買い戻しオプション行使まではインテルも想定していたはずだが、レアル・マドリーが残留させることを決めたとなれば、引き抜きは困難になる。
これはインテルだけの問題ではなく、セスク・ファブレガス監督の続投がほぼ確実になり、ニコ・パスを残したいコモにとっても良くないニュース。レアル・マドリーと交渉の余地はあるのだろうか。