今夏フリーになる大物FWの行き先は…
インテルは、リールのジョナサン・デイヴィッド獲得レースにまだ残っているようだ。『FcInterNews』が16日、現状を伝えた。
カナダ代表のデイヴィッドは、今季限りでリールとの契約が満了するため、夏の新天地が注目されている。インテルも早い段階から注目しているが、本人の希望と完全にマッチせず、交渉は進んでいないと伝えられてきた。
ただ、もうすぐシーズン終了となるいまになっても、デイヴィッドが期待していたようなオファーは届いていない状況で、選手側も方針転換の可能性があるという。これにより、デイヴィッドは年俸要求を500万〜600万ユーロに引き下げる意向を示しており、これならばインテルの予算内に収まるとみられる。
しかし、デイヴィッドはインテルへの移籍を最終到達点とは考えていないようで、これが交渉のネックになり得る。デイヴィッド側は、ヨーロッパ最大級クラブへの移籍ではない場合、将来的なステップアップを前提とする考えのようだ。具体的には、比較的安価な契約解除条項を付けることで、次の移籍につなげたいと考えているという。
こういった形式は、ジュゼッペ・マロッタ会長が嫌ってきた手法であり、インテルは避けたいとみられる。また、この形態をインテルが受け入れたとしても、代理人に支払う1500万ユーロと言われるコミッション料も高すぎるため、こちらも調整が必要になりそうだ。。
デイヴィッドに対して、イタリアではインテルだけでなく、ナポリも関心を示している模様。今後の動向に注目だ。