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ナポリに影響? エンポリが5カ月ぶり白星で残留争いが激化

パルマはまだ油断できない

10日に行われたセリエA第36節で、エンポリがパルマに2-1で勝利した。今後のスクデットレースに影響があるかもしれない。

エンポリは最後の白星が昨年12月のエラス・ヴェローナ戦で、シーズン後半戦は一度も勝利がなかった。そのため降格圏に飲み込まれていたものの、パルマ戦の勝利で暫定的にではあるが、降格圏を脱している。

この結果、パルマも予断を許さない状況となっている。クリスティアン・キヴの監督就任から調子を上げていたパルマだが、前節コモ戦に続いて2連敗。17位エンポリとの勝ち点差は4あるものの、残り2試合の相手がナポリとアタランタ戦であり、勝ち点3を計算していたエンポリ戦での敗戦は、大きな痛手となった。

ナポリは現在、スクデットに向けて残り3連勝を目指している。残留をほぼ決めた状況のパルマとそうでないパルマでは、試合の難易度が異なるはずだ。

キヴ「残り2試合、必要な勇気を持って臨む」

パルマのキヴ監督はエンポリ戦後の会見で次のように語った。

「残り2試合、自分たちのカルチョをして、必要な勇気を持ってプレーしたい。次に対戦する2チームも今日のエンポリと同様に、大きな目標を持っている。今日は準備不足が出てしまった。エネルギーを取り戻さないといけない。数週間前の成功体験に頼っていてはならない。今がシーズンのどういう時期なのかを理解して、成熟した、現実的な対応をする必要がある。今日は少し取りこぼした」

『DAZNイタリア』では、むしろ強豪相手の方が良いプレーができていると問われ、こう答えている。

「我々はどの試合でもしっかり勝負してきた。試合は勝つこともあれば、負けることも引き分けることもある。常に五分五分のところから始まって、あとはいろいろな要素次第。土曜や日曜にしっかり備えられるように、日々全力で取り組んでいる」

エンポリ対パルマ:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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