バルセロナ戦で歓喜をもたらしたインテルMF
インテルはUEFAチャンピオンズリーグ準決勝でバルセロナを下し、決勝進出を果たした。歴史的ゲームにおけるヒーローの一人、ダヴィデ・フラッテージは今後どうなるのだろうか。
フラッテージは1月の移籍市場でローマ行きが取り沙汰されたが、その時点では実現しなかった。ただし、シーズン終了後の放出は既定路線と見られている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はフラッテージについて、「最も熱い瞬間に決定的な存在になる」と賛辞を送り、次のように記した。
「ダヴィデはお得意の飛び出しから2-1のゴールを決め、涙ながらに叫び続けた。その叫びは、すべての年代のインテリスタの目に彼を不朽の存在とした。試合終了3分前にハフィーニャの得点で意気消沈し、スタジアムを後にした者も多かったが、最後の瞬間のアチェルビの右足シュートを見逃した者は、二度と戻らない人生の一片を失ったのだ。さて、これからどうなる？」
今季は昨季ほど決定的な働きが見られなかったフラッテージだが、バルセロナ戦やバイエルン・ミュンヘン戦では再び輝きを放ち、チームを救った。インテルはまもなく、ペタル・スチッチが加入するが、「あのゴールがプランを狂わせる可能性もある」と『ガゼッタ』は予想した。
