ビッグイヤーを懸けた大一番、公式戦では初対戦
7日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでパリ・サンジェルマン(PSG)がアーセナルを下し、インテルが待つ決勝に駒を進めた。
ドンナルンマ「感慨深い」
またしても好守連発でチームを救ったミラン育ちのGKジャンルイジ・ドンナルンマは、『PrimeVideo』でファイナルへの意気込みを語った。
「決勝は感慨深いね。たくさんの友人と再会できる。それに(元PSGで現インテルのGKコーチであるジャンルカ・)スピネッリとの再会も楽しみだ。彼とはいまでも毎日のように連絡を取っている」
インテルGKヤン・ゾマーにも触れた。
「試合は観ていたよ。スーパーだったね。昨日もスピネッリと話していて、ゾマーに祝福の言葉を送ったよ」
「決勝は激しい試合になるだろう。でも、インテルの選手たちのことはよく知っている。PSG対インテル、絶対すごい試合になるね」
ハキミ「インテルはキャリアの重要なステップ」
かつてインテルでプレーしたアクラフ・ハキミは、『スカイ』で次のように語った。
「インテルは素晴らしいチームだ。彼らの特長はよく分かっているし、昨日の試合も見たよ。僕にとっては間違いなく特別な決勝になるけど、大きなモチベーションを持って臨むつもりだ」
「元チームメートやかつてのクラブに再会できるのはスペシャルだね。インテルは僕のキャリアで大切なステップだった。ゾマー? もちろん昨日の試合も観た。彼もドンナルンマも、どちらもトップクラスのGKだね」
インテル対PSGは過去5回フレンドリーマッチ
5月31日の決勝戦はインテル対PSGに決まった。この2チームは過去に公式戦での顔合わせがない。
ただ、親善試合では過去に5度の対戦がある。1987年の対戦では0−0の引き分けで終了。2014年末の対戦は0−1で敗れ、2016年夏のインターナショナルチャンピオンズカップでも1−3だった。2019年の夏には1-1のドローで、PK戦で敗北している。
それでも2023年8月に日本で行われたゲームでは、セバスティアーノ・エスポジトとステファノ・センシの得点でインテルが2−1の逆転勝利を収めていた。