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【インテル採点】歴史的バルセロナ撃破、9点の高評価も

2試合合計7-6の死闘で特に目立ったのは?

インテルは6日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでバルセロナをホームに迎え、延長戦の末に2試合合計7−6で勝利を収めた。歴史に残る激闘の中で特に目立ったのは誰か。イタリアメディアの選手採点を紹介する。

インテル、バルセロナ戦の採点

●ファーストレグの選手採点

ヤン・ゾマー

FcInterNews:8 – ヨーロッパの舞台でワールドクラスのGKであることを証明。3失点を喫したが、それ以上の決定機を驚異的なセーブで阻止。エリック・ガルシアのシュートを指先で止めた場面や、ヤマルの左足シュートへの飛びつきは圧巻。延長戦ではヤマルの決定機を再び防ぎ、チームを救った。
TMW:9 – エリック・ガルシアのシュートは相手のミスだとしても、驚異的なセーブ。終盤のスーパーセーブとヤマルへのビッグセーブでインテルを救った。ジュリオ・セーザルを思わせるパフォーマンス。

フランチェスコ・アチェルビ

FcInterNews:7.5 – 経験を生かし、チームが混乱する時間帯も冷静さを保った。相手に中央のターゲットがいない中でも的確に対応。延長に導く貴重な同点ゴールを決め、最後まで戦った姿はまさに“ハイランダー”。
TMW:8 – インザーギの忠臣がインテルを蘇らせるゴールを決めた。

デンゼル・ドゥンフリース

FcInterNews:7.5 – 1stレグに続き最も危険な存在。序盤から自由に仕掛け、ラウタロの先制点をアシスト。空中戦でも存在感を示し、ビセックのサポートも忘れなかった。終盤は疲労が見えたが、アチェルビへの同点弾アシストで再び輝いた。
TMW:8 – フリック監督が最も警戒した男。右サイドから再三攻め込み、ラウタロの先制点を演出。ハフィーニャに一度振り切られたが、その後アシストで帳消しに。

ダヴィデ・フラッテージ

FcInterNews:7 – 疲弊した中盤にフレッシュさを注入。プレス強化と裏への飛び出しで相手を脅かし、さらに欧州でまたも重要なゴールを決めた。
TMW:8 – 1月にはローマ移籍を望んでいたが、今や欧州で決定的なスーパーサブ。CL決勝進出を決めるゴールをマークし、価値ある存在に。

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:7 – 負傷明けでベンチ入りも危ぶまれたが、出場を果たすと、ドゥンフリースの夢のアシストを受けて試合を動かした。出場時間は限られたが、クバルシの軽率さを突いてPKを獲得。
TMW:9 – ヤマルを起こして励ます場面に“トーロ”の魂が表れた。片方の足の状態でもゴールとPK獲得でチームをけん引。スタンディングオベーションは当然。

メフディ・タレミ

FcInterNews:6.5 – 深い位置からのプレスや守備支援に徹し、目立つ場面は少なかったが、フラッテージへの決勝アシストで大仕事。苦しい時間帯のボール奪取も光った。
TMW:7 – 出場後すぐに試合に順応し、ポストプレーと守備で貢献。

マルクス・テュラム

FcInterNews:6 – バルセロナでの衝撃的なヒール弾とは対照的に、今回はなかなか波に乗れず。球際や連係に苦戦し、スペースを活かせなかったが、終盤に粘り強くボールを保持し、フラッテージの決勝弾を演出した。
TMW:7.5 – 空中戦では強さを見せた。最後にはフラッテージへの決定的なパスで勝負を決めた。

シモーネ・インザーギ監督

FcInterNews:8.5 – 忘れられない一夜となった。強豪バルセロナ相手に堂々と戦い、選手たちの「心」を引き出して逆転劇を演出。前半の完璧なゲームプラン、後半の苦境、そして交代策で再び試合を立て直した。
TMW:9 – チャルハノールを下げフラッテージ投入、疑問視された決断が大正解。3年で2度のCL決勝進出は疑念を払拭するに十分。失敗と呼ばれたシーズンに華を添えた。

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