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インテル助監督ファリース「ラウタロは難しい。ヤマルは研究中」

スクデットよりもCLにチャンスを感じる

インテルは3日、セリエA第35節でエラス・ヴェローナと対戦し、1−0で勝利を収めた。シモーネ・インザーギ監督の代わりに指揮を執ったマッシミリアーノ・ファリースが試合後の会見でコメントを残した。

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インテルBの一番大事な答えは何だったか?

「強度、集中力、試合を支配したいという気持ちだ。我々はヴェローナが慎重な戦い方をしてくることを分かっていて、スペースを見つけるのが簡単ではないことも分かっていた。たぶん後半、相手が少し開いたときに、いくつかの場面でもっと早く対応すべきだった。だが、ほとんどリスクは冒さなかった。Bチームを語るというより、これまであまり一緒に出場機会のなかった多くの選手を同時に起用したことが重要だった。我々の選手たちも、こういう試合をしないといけないと理解している」

バルセロナ戦はどんな状態で臨めるか

「我々は強い自覚を持っている。バルセロナでは、世界最強クラスのチームの守備の問題点を突きながら自分たちの試合をしようとした。相手はとても優れていて、見事なポゼッションをして、いくつかの場面では我々を押し込んできた。そこは改善しないといけない。でも、バルサと決勝進出を争えるというのは大きな誇りだ。ここサン・シーロでは、我々はあらゆる手を尽くすつもりだよ」

ラウタロ・マルティネスの回復について、パーセンテージで答えてほしい

「いや、パーセンテージは言えない。怪我ではないから、少し希望はある。でも現時点では『ノー』の方が強い。彼はまだ練習していない。我々は全力を尽くすが、今のところは『ノー』の方が近い」

バンジャマン・パヴァールは?

「出場の意思を示してくれている。試合前に判断することになる」

ラミン・ヤマルを抑えるために新しい対策はあるか?

「何か新しい策を考える。我々は試合を見直しているし、それぞれがアイディアを持ち寄ってシモーネと話し合い、方針を決める。彼は並外れたプレーをしたので、同じ試合をできるとは限らない。当然だが、我々がスペースを与え過ぎたというわけではない。彼はスペースがないところで見つけ出せる選手だ。とても若いのに大きなクオリティがある。間違いなく世界サッカーの未来だ。我々はもっと圧力をかける方法を考える」

サン・シーロでのバイエルン戦のような苦しみを避けることはできるか

「考えてはいるが、それを実行できるかは分からない。こういうチームにはポゼッションを奪わないといけない。バイエルンは試合を通じてプレスをかけ続けたが、バルセロナはプレスの強度が少し落ちたように見えた。彼らは高いラインで守ろうとするので、そこを突く余地はある。ただし、スペースを守るのもうまい」

まだスクデットの可能性はあるか

「現時点では、残念ながら我々次第ではなくなっている。我々の義務は、シーズン終了まで勝ち続けて悔いを残さないことだ。ナポリが取りこぼせば、我々はそこにつけるように準備しておく必要がある。今はカンピオナートのことは脇に置いて、火曜日の伝説的な決勝が懸かる試合に集中する。バルサ戦の後、リーグのこともまた挑戦する」

チャンピオンズリーグ優勝でも失敗のシーズンという声がある

「誰かがそんなことを言ったのかは知らないが、本当に聞いたら笑ってしまうだろう。チャンピオンズリーグで優勝するクラブのリストを見れば分かる……。そんなこと言う人はいないと思うよ。我々はこの夢でシーズンを締めくくりたい。チャンピオンズリーグにはより可能性がある。クレイジーに聞こえるが、あの驚異的なチームと対戦するのだからね」

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