「ドッピア・クルヴァ」問題で司法取引成立
インテルとミランのウルトラスが一斉に逮捕された昨秋の騒動「ドッピア・クルヴァ」で、両クラブがイタリアサッカー連盟(FIGC)検察と司法取引を行った。FIGCが1日に発表した。
これにより、インテルはシモーネ・インザーギ監督とハカン・チャルハノールが1試合の出場停止処分となり、次節エラス・ヴェローナ戦でプレーやベンチ入りができない。
そのほか、5件の違反が認められたインテルは5万ユーロの罰金、2件の違反があったミランには3万ユーロの罰金が科された。個人ではチャルハノールに3万ユーロ、インザーギ監督に1万5000ユーロ、ハビエル・サネッティ副会長に1万4500ユーロ、そのほか両クラブの安全管理責任者らに個別のペナルティーが言い渡されている。インテルのジュゼッペ・マロッタ会長に関しては不正が認められなかったとのこと。
ミラン側の選手や監督には出場停止がなかったが、冬の移籍市場でボローニャに移籍したダヴィデ・カラブリアについては例外で、司法取引に応じず、来週改めて聴取を受ける予定となっている。