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【インテル採点】バルセロナとドロー 「エア・デンゼル」がMOM、低評価だったのは…?

敵地でのファーストレグは3−3

インテルは4月30日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでバルセロナと敵地で対戦し、3−3で引き分けた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。

インテル、バルセロナ戦の主な採点

アレッサンドロ・バストーニ

FcInterNews:6 – ローマ戦での温存明けにもかかわらず、本来の姿は見られなかった。ヤマルへの対応やフェラン、オルモの動きへのカバーに手一杯で、最も得意とするビルドアップに集中できず。バルサの激しいプレスと周囲との距離感の悪さが重なった。後半に入り相手の勢いが落ちてからは少し余裕を取り戻す。
TMW:5 – 不運なサイドチェンジに加え、ビルドアップでも目立つことができず。ヤマルに左足でのプレーを許しすぎた。

デンゼル・ドゥンフリース

FcInterNews:8 – なぜインザーギが1カ月以上彼を欠いたことに嘆いたのかが分かる内容。アクロバティックなゴール、ヘディングでの追加点、さらに2アシスト(うち1つはオフサイドで無効)と圧巻のパフォーマンス。両サイドでの貢献は特に攻撃面で際立った。
TMW:8 – “Air Denzel”。バルサ攻略に最適な存在だったと証明。オーバーヘッド気味の先制点、やや偶然気味な2点目、いずれも大舞台にふさわしい一撃。まさに欧州の夜を支配した。

ハカン・チャルハノール

FcInterNews:5.5 – クオリティと冷静さが求められる試合で、精彩を欠いた。ディフェンスラインの前に立ち尽くす形で、プレッシングへの対応に追われた。ビルドアップではミスも目立ち、貢献度は限定的。イエローカードを受けて早めの交代。
TMW:5.5 – 通常より低い位置でのプレーを強いられ、バルサのテンポに苦しんだ。警告を受けた影響もあり、無難ながら物足りない内容。

フェデリコ・ディマルコ

FcInterNews:6 – 試合前にヤマルが内転筋を気にする仕草を見せたことで期待を持ったかもしれないが、結局ピッチに戻ってきたヤマルに翻弄された。それでも攻守両面で奮闘。後半序盤には決定機があったが、右足のシュートは精度を欠いた。
TMW:5.5 – インテルの2点目の起点となるCK以外では押し込まれっぱなし。ヤマルの独壇場となり、守備で苦しい時間が続いた。

(→55分) カルロス・アウグスト

FcInterNews:6 – サイドのカバーリングで持ち味を発揮。ヤマルの勢いが落ちたこともあり、堅実に対応。
TMW:6 – よりフレッシュな足を持ち込み、ディマルコよりも効果的だった。

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:5.5 – 守備では貢献したが、前線ではらしさを出せず、ハーフタイムで負傷交代。
TMW:6 – 前半終了間際の交代が悔やまれる。プレー内容は控えめだった。

(→46分) メフディ・タレミ

FcInterNews:6.5 – 後半開始からの出場で攻撃をスムーズに。ポストプレーやパス配給でリズムをつくり、後半の攻撃活性化に貢献。
TMW:5 – 効果的なプレーは見られず、アルナウトビッチではなく彼を選んだことに疑問符。

マルクス・テュラム

FcInterNews:7 – 出場するのか、それとも温存かという予想を裏切り、開始30秒で見事なヒールシュート。チャンスは多くなかったが、前線でのポストやカウンターでも存在感を発揮。
TMW:7.5 – 天才的なゴールで試合を動かした。終盤まで奮闘し続けた。

シモーネ・インザーギ監督

FcInterNews:7 – 夢のような2点リードから、最終的には3-3のドロー。ただ、フィジカル面での好調さは確かで、CKからの得点や後半の攻勢などチームとしての完成度を示した。ラウタロの負傷は誤算だったが、全体的にはポジティブな内容。
TMW:7 – 過去1週間を踏まえるとこの内容は驚き。バルサの速さに苦しみつつも、勝機を掴みかけた。守備面の不安は残るが、セカンドレグに向けた希望を抱かせる戦いだった。

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