スペインとポルトガルで大規模停電、交通機関は大混乱
30日(以下全て現地時間)にUEFAチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグのバルセロナ対インテルが行われるが、インテルは予定通りにスペインへ行けるのかが注目されている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が28日に伝えた。
スペインとポルトガルでは28日に大規模な停電が発生し、交通機関にも大きな影響が出ている。
インテルは29日、アッピアーノで練習をしたあと、17時頃にチャーター便でバルセロナに向かう予定。『ガゼッタ』は、この移動は問題ないと当局から連絡を受けたとのこと。当日に改めて確認する必要があるが、いまのところ大きな問題にはならないとみられている。
奇妙な偶然
『ガゼッタ』は、「インテルとバルセロナがチャンピオンズリーグで対戦する時には、どうやら奇妙な天体配置による特異な宇宙現象が起きるに違いない」と書きだしている。実際、2010年のことを思い出すファンは多いだろう。
2010年4月14日、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルの噴火が起きた。この影響でバルセロナ一行の移動が大混乱。バルセロナからミラノへの飛行機は飛ばず、バルセロナからピサへ飛行機で移動し、そこから陸路で向かう案も叶わず、電車移動はフランスのストライキで断念。最終的にバスで移動するしかなく、カンヌで1泊を挟みながら、15時間のタフな移動となった。