ルツェルンからの買い戻しが既定路線か
インテルは、アレクサンダル・スタンコビッチの今後をどのように描いているのだろうか。『FcInterNews』が25日、現状を伝えている。
デヤン・スタンコビッチの息子、アレクサンダル・スタンコビッチは、インテルのプリマヴェーラで主将を務めた後、2024/25シーズンはスイスのルツェルンにレンタル加入。プロ1年目ながらレギュラーの座をつかみ、ボランチとして定着している。現在はリーグの最優秀MF候補にもノミネートされるなど、目覚ましい活躍を見せている。
ルツェルンはスタンコビッチのパフォーマンスに満足しており、150万ユーロでの完全移籍オプションを行使する見通しだ。しかし、インテルは300万ユーロ程度で買い戻せるオプションを保持しており、スタンコビッチがインテルに復帰する流れが既定路線となっている。
『FcInterNews』によれば、スタンコビッチ自身は、父デヤンと同じようにインテルでプレーすることを夢見ている。ただし、現時点でトップチームに定着するのは容易ではないと見られており、インテルはさらなる武者修行の場を探しているようだ。
具体的には、ベルギーのクラブ・ブルッヘやアンデルレヒトがスタンコビッチに関心を示しており、インテルは買い戻しオプションを付けた上で、再びレンタルもしくは移籍させるプランを検討しているという。
