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インテル、タレミとアスラニはもう限界? 夏に即戦力級補強へ?

コッパ・イタリアでアピールできなかったバックアッパー

23日に行われたコッパ・イタリア準決勝セカンドレグでインテルはミランに0-3で敗れた。2試合合計1-4で敗退が決まった。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は翌日、メフディ・タレミとクリスティアン・アスラニに言及し、「もう猶予はない」と記した。

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タレミはミラン戦に先発したが不発に終わり、期待を裏切るパフォーマンスとなっている。『ガゼッタ』は、「恥骨炎の影響があったとはいえ、すべてがフィジカル面の問題というわけではない。ここまで3得点で、うち2得点がPK。物足りない数字で、チームへの貢献度も皆無だった。運命は決まった。夏に退団になるだろう」とした。

また、クリスティアン・アスラニについては「タレミより多少マシな程度で大差はない」という評価。「インテル3年目で、これが最後になるかもしれない」とし、ハカン・チャルハノールの控えとして起用されてきたものの、いつまでも“期待の星”から抜け出せていないとし、今後チャンスが与えられる可能性は低いとみている。

FW補強候補は?

『スカイ』では、早速インテルのFW補強が話題になっている。

ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は、インテルの方針について、「ルッカ、カストロ、クルストビッチのようなタイプのFWが1人は確実に加わる」と予想。さらに「実力のあるDFが1人は加わる」とした。それも「クラブの方針として若返りが狙いだが、それはパラシオスのように出番のない若手ではなく、インザーギのローテーションに加われる実力者になるだろう」と主張した。

タレミについて同記者は、「すでに長い間“不合格”と判断されていたと思う。ミラン戦が決定打というわけではないだろう。インテル対バイエルンの試合でサン・シーロにいたが、途中出場しても相手に対して闘志も決意も見せられず、走ることさえできていなかった。これがティフォージの我慢の限界だった」と指摘。

アスラニについてはもう少しチャンスがあるとみており、「より明確な評価を得るには、もっと継続的に試合に出る必要がある。なぜなら、いつもチャルハノールというスター選手の控えとしてプレーしているからだ。彼がもっとプレー時間を得るためには、中堅クラブに移って出場機会を得る必要があるかもしれない。限られた機会の中で、チャルハノールの代役として実力を示すのは簡単ではない」と述べた。

3冠の夢が潰えたインテル。すでに来季に向けた動きは本格化しているのだろうか。

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