CL敗退の悔しさを語るバイエルン指揮官
インテルは16日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグでバイエルン・ミュンヘンと対戦して2−2で試合を終え、2試合合計4−3で準決勝進出を決めた。バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が試合後の会見で次のように語った。
あなたから見て、2試合ともインテルのほうが決定力で上回っていたと思うか
「振り返る必要がある。1stレグの前、我々の話題の中心は負傷者の多さだった。多くの選手が離脱していて、その中でも初戦では良いバイエルンの姿を見せることができたと思っている。たとえ結果は敗戦だったとしてもだ」
「ただ、試合内容を見れば、悔しさが残る。今日はミラノで、より良い姿を見せたかった。我々はサポーターの後押しも受けていたし、チャンスもつくった。ただ、インテルのクオリティが出た。もっと点を取らなければいけなかった。感情は複雑だ。現実として、ミュンヘンでの決勝には進めない、それはもう変えられない。我々は十分なことができなかった」
3点目を取るために何が足りなかった?インテルはバルセロナに勝てると思うか?
「インテルとバルセロナ、どちらも素晴らしいチームだ。我々もバルセロナと対戦したが、その質問には私が答えるべきではない。インテルの試合を準備するとき、相手のミスをまとめたビデオをつくるのがとても難しい。なぜなら、インテルに対してチャンスを逃す場面が多すぎるからだ。それほどまでに彼らは強く、そして素晴らしい監督に率いられている。今日のような試合は、たとえ結果が同じでも私はまたやりたいと思うほどだ」
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「誰もが自分の意見を持っていいが、私は同意しない。彼はナポリでスクデットを獲った選手だし、今度は我々をブンデスリーガ優勝へ導くべき存在だ。我々には負傷者も多かったし、誰かを責めるようなことは一切考えていない。クラブ内では率直に意見を言い合っているが、外には責任を押し付けるようなことはしない」