新フォーマットの恩恵も
インテルは16日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグでバイエルン・ミュンヘンと対戦する。ベスト4進出はクラブの栄誉にとって重要な目標だとしても、収益面でも見逃せないポイントとなっている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が16日に伝えた。
選手には300万ユーロ
同紙によると、インテルはチャンピオンズリーグのステージ突破ごとにボーナスを設定しており、準々決勝を突破すれば、選手に300万ユーロのボーナスが支払われることになっている。
クラブがシーズン開始時に設定した最低限の目標はグループステージ突破であり、これはすでに達成済み。ベスト4入りは首脳陣にとってもチームにとっても大きな成果だ。
クラブの収入は?
インテルにとって、今夜の試合は、UEFAから支払われる1500万ユーロとスタジアム収入の900万ユーロ、あわせて2400万ユーロの価値がある。
今季、インテルはスタジアム収入を除いて、チャンピオンズリーグで1億400万ユーロをすでに獲得している。仮に優勝することができれば、その金額は1億4000万ユーロにも達する。
これはインテルの補強にとってももちろん好影響を及ぼす。すでにペタル・スチッチに1400万ユーロを投じており、さらにルイス・エンヒキも狙っているところで、こういった動きができるのも、チャンピオンズリーグの収入があるからだと同紙は主張した。
チャンピオンズリーグの新フォーマットで肉体面の負担が増えているインテルだが、一方で、クラブの財政が潤っているのも事実だ。