バイエルンともう一つの争い
マルセイユのルイス・エンヒキが注目を集めている。インテルが獲得に近づいていることが報じられているが、ドイツメディアはバイエルン・ミュンヘンがまだ諦めていないと伝え、フランスメディアは新たなライバルが登場したと伝えている。
ドイツ『Sky』によれば、バイエルンはまだルイス・エンヒキを諦めておらず、代理人と頻繁に接触しているという。インテルはマルセイユに2900万ユーロを支払う準備があるとした。
フランス『L’Équipe』は、インテルとバイエルンのほかにも関心があると伝えている。イングランドのニューカッスルとノッティンガム・フォレスト、さらに具体的な名前は明かされていないが、イタリアからもう1クラブが動いているという。
同紙はバイエルンの動きについて、「動向に注視しているが、現時点で具体的な動きはなく、すぐに動きはない。リストアップしている選手の一人に過ぎない」とした。
マルセイユでは信頼がた落ち?
『L’Équipe』は、ルイス・エンヒキが高い信頼を得られていないということもあわせて伝えた。
ルイス・エンヒキはシーズン序盤に活躍したものの、最近のパフォーマンスは良くなく、チームの不振の一因になっている。さらに、ピッチ上での態度も疑問視され、サポーターからもチームメートからも信頼を失いつつあるという。
特にモナコ戦(12日, 0-3の敗戦)のパフォーマンスは致命的なミスがあり、失点に絡むミスやポジショニングの誤り、決定機逸とさんざんで、「周囲の堪忍袋の緒が切れた」とまで言われている。
獲得を狙うクラブにとっては値引きのチャンスとも取れるが、実際に獲得に動くとすると懸念材料とも受け取れるだろう。