セリエA、イタリア代表、故郷への想い
13日に行われたセリエB第32節でスペツィアはマントヴァと引き分けた。この結果、首位サッスオーロのセリエA昇格が決まり、3位のスペツィアは自動昇格権の2位ピサトの勝ち点差が7に開いている。
スペツィアは1点リードで迎えた後半立ち上がりにフランチェスコ・ピオ・エスポジトの落としからサルヴァトーレ・エスポジトがミドルシュートを決めてリードをひろげたが、終盤の2失点で勝ち点2を失った。
そのサルヴァトーレ・エスポジトは12日、『スポルトメディアセット』のインタビューで昇格に懸ける気持ちや兄弟への思いを語った。
セリエAへの直接昇格をどれくらい信じている?
「間違いなく、僕たちにとって今季はすごくポジティブなものになっていると思う。個人的にもチームとしてもね。可能性がある限り、最後まで信じるべきだと思っているよ」
スペツィアはセリエA復帰の準備ができている?
「昨季残留できなかったことは、今でも心に引っかかっている。僕がスペツィアに来た時のように、もう一度その場所に戻したいという思いがずっとあったんだ。僕たちは戦う準備ができているし、最後までチャンスをつかみにいくつもりだ」
あなた自身はセリエAでやる準備ができている?
「僕はこれまで挑戦から逃げたことは一度もない。準備ができていると言うためには、ピッチで証明しないといけないね」
セリエAにはエンポリで活躍しているエスポジトがいる
「僕たちにとっては誇りだよ。何度も言っているけど、兄弟の間に競争はないんだ。いじり合うこともなくて、お互いをすごく応援し合っている。いつか兄弟全員でセリエAのピッチに立てたらいいなと思っている」
最後は3人そろってカステッランマーレ・ディ・スタービアでキャリアを終えたい?
「うん、それがちょっとした夢なんだ。僕とセバスティアーノは年の差が2歳しかないから可能性はある。でもピオとは5歳離れているから、少し難しいかもしれないね。それでも僕たちはその夢を持ち続けているよ」
サッカー選手として一番大きな夢は?
「一番大きな夢は、もう一度アッズーリのユニフォームを着ることだ。今度は主役として、何かしらの大会に出場できたらと思っている。ナショナルチームのユニフォームを着るのはずっと僕の夢なんだ」