コミュニティもよろしくお願いします【Discordはこちら】

ミランとユヴェントス次第? スーペルコッパは一騎打ちに戻る可能性も

サウジアラビアの決定は4月末まで

2026年のスーペルコッパイタリアーナは、サウジアラビアで開催されないかもしれない。セリエAのエツィオ・シモネッリ会長が10日、この件に言及した。

同会長は「サウジアラビア側は4月30日まで選択の権利がある。サウジアラビアの友人たちがスーペルコッパ開催を望まないのであれば尊重しなければならない」と述べた上で「その場合、違うイタリア国内でプレーする魅力的で興味深いほかの選択肢もある」と語った。

サウジアラビアの希望

サウジアラビア側は、ミランやユヴェントスといった人気クラブが参加するのであれば4チーム参加の形でスーペルコッパを招きたいと考えているものの、現時点では簡単ではない。まずはミランがコッパ・イタリア準決勝でインテルに勝ち、ユヴェントスはカンピオナートで3位に入る必要がある。

ファイナル4形式は消滅?

『FcInterNews』によると、サウジアラビア以外で開催される場合、4チームが参加して準決勝・決勝を行う「ファイナル4」形式のスーペルコッパではなくなる可能性がある。

サウジアラビア開催では4クラブに総額2300万ユーロが支払われるが、他国での開催になれば、総額1000万ユーロ程度になる見込み。これを順位に応じて分けられることになる。一方で一発勝負であれば、優勝で700万ユーロ、準優勝で300万ユーロ、のように分かりやすい分配が可能で、参加チームにも十分にメリットがある。

スーペルコッパ・イタリアーナ2025はサウジアラビアで開催されるのか、開催されないならどこへ行くのか、そしてどのクラブが参加するのか。今後注目を集めるテーマになるが、まずは4月末の決断を待つ必要がありそうだ。

●ユヴェントス敗退が影響? サウジアラビアがスーペルコッパ開催からの撤退検討か(2025/3/1)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!