「バイエルンはバイエルンの仕事をするだけ」
バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーが、ブンデスリーガ第29節ボルシア・ドルトムント戦のあとで苛立ちを見せた。ドイツメディアの報道をもとに『FcInterNews』が伝えている。
UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでインテルに1-2で敗れたバイエルンは、サン・シーロでのセカンドレグで逆転を目指す。ドルトムント戦では相手に先制を許したあとで逆転に成功したものの、終盤に追いつかれて勝ち点2を逃した格好だ。
ミュラーは試合後のインタビューで「このチームには、チャンピオンズリーグで次のラウンドに進むだけの力があると信じている」と『ESPN』でコメントしたあと、『ZDF』の記者に「奇跡の逆転を信じているのか」と問われると、苛立った様子で以下のように答えた。
「奇跡の定義を見直してほしい。アウェーで1点差や2点差で勝つことは別に奇跡じゃない。バイエルンはバイエルンの仕事をするだけだ」
「必要なのは、90分間を通して優位に試合を進めることだ。1点差で勝てば延長に持ち込めるんだ」
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